一般的なシステム開発のプロジェクトは、大きく上流工程と下流工程の2つの段階に分けられます。この中で、プログラマが主役として活躍するのが下流工程です。ここでは、下流工程がどのような作業を行う段階なのかを説明します。
下流工程の中心となる作業は、なんと言ってもプログラミングです。これは実装とも呼ばれ、上流工程で作成された設計書に基づいて実際にコンピューターが処理できる言葉でコードを書き上げていく作業となります。システムの機能や動きを一つ一つ形にしていくまさにモノづくりの核となる部分であり、プログラマの技術力が最も発揮される場面と言えるでしょう。
プログラムを書き終えたら、それが設計書通りに正しく動くか確認するテスト作業が待っています。小さな部品ごとに行う単体テストや、それらの部品を組み合わせて正常に連携するかを確認する結合テストなど、テストの種類はさまざまです。この段階でプログラムの不具合を徹底的に見つけ出して修正し、システムの品質を高めていきます。地道で根気のいる作業ですが、信頼性の高いシステムを作るためには欠かせません。
このようにプログラマが担う下流工程は、設計という計画を実際に動くカタチにする大事な段階です。どんなに素晴らしい計画があっても、それを正確に作り上げる技術がなければシステムは完成しません。自分の手でサービスを創り上げることに大きなやりがいを感じられるのが、下流工程の魅力と言えるでしょう。